ナシ婚とは?結婚式をしない理由や割合、後悔しないための代替案を紹介
結婚したら結婚式を挙げる、というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、近年は結婚式を行わない「ナシ婚」という選択肢もあります。費用や準備の負担を抑えられる一方で、「あとから後悔しない?」「両親や親族にはどう伝える?」など、不安や疑問を感じることもあるでしょう。
そこで今回は、ナシ婚の意味や割合、選ばれる理由をはじめ、メリット・デメリット、後悔しないための工夫や代替案までわかりやすく解説します。おふたりらしい結婚のかたちを考えるヒントとして、ぜひ参考にしてください。
■この記事のポイント
- ナシ婚とは、結婚式を行わない結婚スタイルのこと
- 費用や準備の負担を抑えられる一方、後悔につながることもある
- 少人数婚やフォトウェディングなど、代替案も含めて検討すると安心
- 目次
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- ナシ婚とは?
- ナシ婚の割合と離婚率の関係
- 先輩カップルがナシ婚を選んだ理由
- ナシ婚のメリット4選
- 結婚式費用を抑えて貯金ができる
- 結婚式の準備や手間がなくなる
- 人間関係に悩まなくてすむ
- ゲストの負担を減らせる
- ナシ婚のデメリット4選
- 恋人から夫婦になる実感がわかない
- 両親に晴れ姿を見せられない
- 結婚の記念を形として残せない
- ご祝儀が相場より少ない
- ナシ婚にする場合のスケジュールと流れ
- ナシ婚で後悔しないための工夫と代替案
- 少人数結婚式を挙げる
- 写真だけのフォトウェディングで想い出に残す
- 親しい友達を招いて食事会をする
- 指輪やプレゼントを奮発する
- 海外など新婚旅行を豪華にする
- ナシ婚を決める前にやるべきこと
- 後悔しないかお互いの希望を確認する
- 両親や親族に相談する
- ブライダルフェアに参加する
- ナシ婚で後悔しないためにおふたりに合う結婚スタイルを見つけよう
ナシ婚とは?
ナシ婚とは、婚姻届を提出して結婚はするものの、挙式や披露宴などの結婚式を行わないスタイルのことです。結婚式を挙げるかどうかは、おふたりの価値観や予算、仕事の都合、家族との関係などを踏まえて選ぶことができます。
また、ひと口にナシ婚といっても、結婚にまつわるイベントをすべて行わないとは限りません。結婚式はしなくても、両家で食事会を開いたり、フォトウェディングで写真を残したり、新婚旅行を楽しんだりするなど、ふたりらしい形で節目を迎える方法もあります。
そもそも結婚式は結婚を誓うだけでなく、家族やお世話になった方へ感謝を伝えたり、結婚をお披露目したりする意味もあります。 結婚式をする意味や目的について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
ナシ婚の割合と離婚率の関係
リクルートの「結婚マーケット調査2025」によると、挙式や披露宴などのウェディングイベントを実施していない人の割合は26.5%でした。ウェディングイベントには食事会やフォトウェディングも含まれるため定義には注意が必要ですが、およそ4人に1人がナシ婚に近い選択をしています。
参照元:リクルート「結婚マーケット調査2025」
参照元:アニヴェルセル総研
一方、「アニヴェルセル総研」によると離婚歴のある方の82.4%がウェディングイベントを一切行わないナシ婚を選択しているというデータも。「ナシ婚にすると離婚率が高くなる」というわけではありませんが、結婚の節目をどのように迎えるかは、その後の満足感にも関わる可能性があります。
先輩カップルがナシ婚を選んだ理由
ナシ婚を選ぶ理由は、おふたりの価値観や生活状況などによりさまざまです。たとえば、ナシ婚を検討する方の声としては、次のような理由が挙げられます。
\先輩カップルの声/
仕事が忙しく、式場選びや衣装、演出などの準備に時間をかけるのが難しい
大勢のゲストを招くより、家族や親しい人だけで落ち着いてお祝いしたい
このように、費用や準備の負担を抑えたいという理由だけでなく、自分たちらしい形で結婚の節目を迎えたいという考えからナシ婚を選ぶケースもあります。
なお、結婚式そのものに前向きになれない理由について詳しく知りたい方は、以下も参考にしてみてください。
ナシ婚のメリット4選
ナシ婚は、無理をせずおふたりらしい形で結婚の節目を迎えるための選択肢のひとつです。ここでは、ナシ婚を選ぶことで得られる4つのメリットを紹介します。
結婚式費用を抑えて貯金ができる
結婚式にかかる費用を抑え、その分を貯金や新生活のために残せることは、ナシ婚の大きなメリットです。実際に、挙式や披露宴を実施した費用総額は平均298.6万円、挙式のみの場合でも140.4万円の費用がかかります。
結婚式を行わない場合、このようなまとまった費用を住宅費や家具・家電、新婚旅行、将来に向けた貯金などに充てられます。結婚を機に引っ越しや生活環境の変化を予定している場合、手元に資金を残しておけることは安心材料のひとつになるでしょう。
結婚式の準備や手間がなくなる
結婚式は一般的に、挙式日の半年〜1年ほど前から準備を始めるケースが多く、式場選びをはじめ、衣装や料理など決めることが多くあります。ナシ婚なら、結婚式に向けた準備や打ち合わせにかかる手間を減らせる点もメリットです。
仕事や新生活の準備と並行して進める場合は、休日を打ち合わせに充てることもあり、負担を感じることがあるかもしれません。ナシ婚であれば予定に追われにくいため、おふたりのペースで新生活を整えやすい点も魅力です。
人間関係に悩まなくてすむ
結婚式を挙げるとなると、友人や職場の方、親族など、どこまで声をかけるかを決めなければなりません。さらに、人数のバランスや席次など、いろいろ迷うこともあるでしょう。
また、招待する相手によっては、遠方からの移動や宿泊の手配、職場での付き合い方などにも配慮が必要です。ナシ婚はこうしたゲスト選びに伴う調整や気遣いを減らせるため、人間関係に関する負担を抑えられます。ただし、結婚の報告自体は必要に応じて行うことを忘れないようにしましょう。
ゲストの負担を減らせる
結婚式に参列してもらう場合、ゲストには当日の予定を空けてもらう必要があり、遠方から参加する方であれば移動や金銭面の負担も大きいもの。ナシ婚を選べば、こうしたゲストの負担を減らせます。
ただし、式を挙げなくても結婚祝いをいただくことがあるため、その場合は内祝いなどのお返しをするのがマナーです。ナシ婚の場合でも、感謝の気持ちは丁寧に伝えましょう。
ナシ婚のデメリット4選
ナシ婚を選んで後悔しないためには、メリットだけでなく注意点も知っておくことが大切です。ここでは、ナシ婚を決める前に確認しておきたい主なデメリットを4つ紹介します。
恋人から夫婦になる実感がわかない
ナシ婚では、結婚式という大きな節目を設けないため、恋人から夫婦になった実感を得にくい場合があります。婚姻届を提出すると法律上は夫婦になりますが、日常生活そのものが大きく変わらない場合は、「結婚した」という感覚がなかなか湧かないこともあるでしょう。
結婚式には、気持ちを切り替えるきっかけになる一面があります。ナシ婚を選ぶ場合は、節目を実感できる工夫を取り入れるのもひとつの方法です。たとえば、記念日に食事をしたり写真を撮ったり、指輪や記念品を用意したりすることで、おふたりらしい形で結婚の想い出を残せます。
両親に晴れ姿を見せられない
ナシ婚の場合、ウェディングドレスやタキシードなどの晴れ姿を両親に直接見てもらう機会がなくなります。結婚式は、両親に成長した姿を見せたり、これまでの感謝を伝えたりできる一面もあります。
ナシ婚だとこうした演出がないため、あとから後悔するケースも少なくありません。後悔を減らすために、フォトウェディングに両親を招いたり、家族だけで食事会を開いたりするのもひとつの方法です。
結婚の記念を形として残せない
結婚式当日の写真や映像、ウェルカムボードなど、結婚当時を振り返るアイテムが残りにくい点もナシ婚のデメリットです。結婚式を挙げた場合、おふたりの晴れ姿や家族・友人と過ごした時間を写真や動画として残せるため、年月が経ってから見返す楽しみもあります。
ナシ婚はこうした記録が自然には残りにくいため、意識して記念を形にするようにしましょう。たとえば、結婚記念日に写真を撮る、指輪や記念品を用意するなど、おふたりらしい形で想い出を残しておくのがおすすめです。
ご祝儀が相場より少ない
一般的な結婚式では、友人や同僚が包むご祝儀は3万円程度が相場です。上司は3〜5万円、親族は3~10万円程度が目安とされており、関係性によって金額は異なります。
一方、ナシ婚の場合は料理や引出物などのおもてなしを受けないことから、結婚祝いは1〜2万円程度が目安となる場合も。 そのため、ナシ婚ではお祝いとして受け取る総額が少なくなる可能性があります。
ただし、ご祝儀や結婚祝いはあくまで相手の気持ちによるもので、金額に決まりはありません。必要な費用は受け取れる金額をあてにせず、計算するようにしましょう。
ナシ婚にする場合のスケジュールと流れ
ナシ婚を選ぶ場合も、婚姻届の提出や家族への報告など、結婚に伴って進めておきたいことがあります。結婚式の準備がない分、おふたりのペースで進めやすいものの、あとから慌てないよう大まかな流れを確認しておきましょう。
- おふたりで結婚の意思や今後の予定を話し合う
- それぞれの両親へ結婚の挨拶をする
- 必要に応じて両家顔合わせや食事会を行う
- 婚姻届の提出日を決め、必要書類を準備する
- 婚姻届を提出し、氏名や住所変更など必要な手続きを行う
- 親族や友人、職場などへ結婚を報告する
- 結婚祝いをいただいた場合は、内祝いなどでお礼をする
- 希望に応じてフォトウェディングや新婚旅行、記念の食事などを楽しむ
ナシ婚だからといって、結婚に関するイベントをすべて省く必要はありません。両家顔合わせや写真撮影など、おふたりが大切にしたいものを取り入れましょう。
ナシ婚で後悔しないための工夫と代替案
ナシ婚にするか迷ったときは、「結婚式をしない」と決めるだけでなく、結婚の節目をどのような形で残したいかまで考えておくことがポイントです。おふたりが大事にしたいことを整理しておけば、ナシ婚でも納得のいく形を選びやすくなります。
ここからは、後悔を減らすための工夫や代替案を5つ見ていきましょう。
少人数結婚式を挙げる
家族や親族など身近な人だけを招く少人数結婚式も、選択肢のひとつです。一般的な結婚式よりゲスト数を抑えやすいため、費用や準備の負担を軽減しながら理想の結婚式が叶います。
また、少人数だからこそ、一人ひとりとゆっくり会話を楽しめるのも魅力です。華やかな演出をたくさん取り入れなくても、食事や写真撮影を中心にすれば、アットホームで落ち着いた時間を過ごしやすいでしょう。
少人数婚のスタイルや費用について詳しく知りたい方は、以下も参考にしてください。
写真だけのフォトウェディングで想い出に残す
結婚式を挙げない場合でも、ウェディングドレスや和装などの晴れ姿を写真に残したいというカップルも多いはず。そんなおふたりには、フォトウェディングという選択肢があります。
フォトウェディングとは、写真で残す結婚式のこと。希望する衣装やロケーションにこだわれるので、スタジオだけでなく思い入れのある場所で撮影すれば、よりおふたりらしい想い出を残せるでしょう。
また、撮影した写真を両親や親族に見せることで、晴れ姿を共有することもできます。フォトウェディングの費用や流れについての詳細は、以下の記事も併せてご覧ください。
親しい友達を招いて食事会をする
結婚式ほど大がかりな場は設けず、親しい友達や家族を招いて食事会を開く方法もあります。レストランやホテルなどで食事を楽しむスタイルは、披露宴よりもカジュアルに開催できるでしょう。
また、会食に簡単な演出や写真撮影を加えた1.5次会としてお披露目の場を設ける方法もあります。会費制にしたり、招待する人数を絞ったりすれば、費用や準備の負担も調整しやすくなります。希望する雰囲気や人数に合わせて、無理のないスタイルを選びましょう。
指輪やプレゼントを奮発する
結婚式に費用を使わない分、結婚指輪や記念のプレゼントを奮発するのもおすすめです。毎日身につける結婚指輪はもちろん、ペアアクセサリーや腕時計、財布など、おふたりで長く使えるものであれば想い出として残しやすいでしょう。
結婚式は一日限りのイベントですが、指輪や記念品はその後も日常の中で使い続けられる点も魅力です。ふと目にしたときに、結婚した頃の気持ちを振り返れるのもうれしいですね。イニシャルや記念日を刻印すると、おふたりだけの特別感も加わり、より愛着のある記念品になるでしょう。
海外など新婚旅行を豪華にする
結婚式にかける予定だった費用を、新婚旅行に充てる方法もあります。海外旅行や憧れのリゾート、普段はなかなか泊まれない高級ホテルなどに宿泊し、いつもより豪華な旅を楽しみましょう。
旅行中にゆっくり過ごしたり、現地ならではの景色や食事を楽しんだりする時間は、結婚後の大切な想い出になります。海外に限らず、国内の温泉地や観光地など無理のない範囲で「行ってみたかった場所」を選び、特別な時間を過ごしましょう。
ナシ婚を決める前にやるべきこと
ナシ婚をすると決めても、いざ結婚式をしないとなると迷いが生じる可能性があります。だからこそ、勢いで決めるのではなく、結婚の節目をどのように迎えたいかを整理しておくことが大切です。
ここでは、ナシ婚を決める前に考えておきたい3つのポイントを紹介します。
後悔しないかお互いの希望を確認する
まずはおふたりとも本当に結婚式をしなくてよいと考えているか、気持ちを確認しておきましょう。どちらか一方が遠慮していたり、「相手が望んでいないから」と自分の希望を抑えていたりすると、あとから後悔につながることがあります。
「結婚式には興味がない」「結婚式をしたいけど費用面が不安」「写真だけ残せば十分」など、ナシ婚にするにしても希望や考え方は人それぞれです。どのような形なら納得できるのか、お互い言葉にして伝え合ってみましょう。どちらかが我慢するのではなく、おふたりが納得できる形を見つけることで、後悔の少ない選択につながります。
両親や親族に相談する
ナシ婚を決める前に、両親や親族の意見も聞いておくと安心です。結婚式はおふたりのためのものですが、家族の中には「晴れ姿を見たい」「親族に結婚をお披露目したい」と考えている方がいることもあります。
まずは、なぜナシ婚を選びたいのか、おふたりの考えを丁寧に話してみましょう。そのうえで、両親や親族がどのように感じているのかにも耳を傾けることが大切です。意見が異なる場合でも、すぐに結論を出すのではなく、双方が納得しやすい方法を探してみるとよいでしょう。
ブライダルフェアに参加する
ナシ婚に迷いがある場合は、一度ブライダルフェアへ参加してみるのもおすすめです。実際に式場を見学することで、写真だけではわからない会場の雰囲気を確かめられるほか、結婚式にかかる費用や準備について相談することもできます。
アニヴェルセルのブライダルフェアでは、会場見学や相談会のほか、会場によって試食や試着、挙式体験などを用意しています。また、少人数婚や家族婚、フォトウェディングなどについて相談できるフェアもあるため、参加することでおふたりに合う結婚の形を考えやすくなるでしょう。
おふたりが本当にナシ婚を望んでいるのか、まずは一度ブライダルフェアに足を運んで結婚式を体験し、確かめてみてはいかがでしょうか。
ナシ婚で後悔しないためにおふたりに合う結婚スタイルを見つけよう
ナシ婚には、結婚式の費用や準備の負担を抑えられるメリットがある一方で、結婚の実感を得にくかったり、晴れ姿や想い出を残す機会が少なくなったりする面もあります。大切なのは、結婚式を挙げるかどうかだけで判断するのではなく、おふたりがどのような形で結婚の節目を迎えたいかを考えることです。
結婚式だけでなく、少人数結婚式やフォトウェディング、食事会、新婚旅行など、結婚の記念を残す方法はさまざまです。お互いの希望をすり合わせ、両親や親族の気持ちにも耳を傾けながら、納得できるスタイルを探してみましょう。迷っている場合はブライダルフェアも活用し、おふたりに合った選択肢を見つけてくださいね。
結婚式にかかる費用を新生活や新婚旅行、将来の貯金に充てたい