結婚式をしたくないのはなぜ?男女別の理由や説得のコツ、対処法と代替案も紹介

結婚式をしたくないのはなぜ?男女別の理由や説得のコツ、対処法と代替案も紹介

結婚式のスタイルや価値観の多様化により、形式にこだわらないカップルも増えてきました。中には結婚式をするかしないか、パートナーと意見が分かれるカップルもいるかもしれません。

しかし、「結婚式を挙げないと後悔しそう」「自分はしたいけど、パートナーが結婚式をしたくなさそう」と悩む方も多いでしょう。後悔しないためにも、結婚式を実施するかどうか、パートナーとよく話し合うことが大切です。

この記事では、結婚式をしたくないと感じる理由や、パートナーの説得方法について解説します。おすすめの代替案も紹介しているので、結婚式を挙げるか迷っているカップルは、ぜひ参考にしてください。

目次

結婚式をしたくない理由は?男女差はある?

「結婚式をしたくない」という感情には、さまざまな背景があります。よく「マリッジブルー」が女性特有の理由として挙げられますが、実は男性も同様の不安や迷いを抱えるケースは珍しくありません。

結婚式をしたくない理由に明確な男女差はなく、準備の負担や費用面、気持ち的な問題など、男女問わず共通する部分がいくつも挙げられます。ここでは、特に多くの人が感じる結婚式をしたくない理由について、詳しく見ていきましょう。

費用が高い

費用が高い

結婚式を挙げるためには、ある程度の費用がかかります。『ゼクシィ結婚トレンド調査2024』によると、挙式、披露宴・ウェディングパーティにかかる費用の全国平均額は343万9000円です。

結婚は結婚式だけでなく、新生活の準備や引っ越し費用、将来の貯金など、他にも多くの費用がかかります。貯金がない場合や、新生活にお金をかけたいと思っているカップルにとっては、「もったいない」と感じてしまうケースも多いようです。

結婚式の準備が大変

結婚式の準備が大変

結婚式は1日限りのイベントですが、準備には数ヶ月から半年以上かかることも珍しくありません。式場選びから始まり、衣装や引き出物、料理、演出など、多岐にわたる項目を決める必要があります。

時間に余裕があれば楽しめる結婚式の準備も、仕事と並行して行うと負担に感じることもあるでしょう。共働きのカップルも増えており、夫婦間で役割分担がうまくいかないと、ストレスや喧嘩の原因にもなりかねないため、注意が必要です。

ゲスト選びが負担

ゲスト選びが負担

「誰を呼ぶか」「人数のバランス」「招待しない人への配慮」など、ゲスト選びは予想以上に気を遣うものです。両家で考え方が異なる場合や、友人・職場関係者との付き合いに悩むケースもあるでしょう。

また、そもそも親しい人が少ない、または人付き合いが苦手で「呼びたい人がいない」ということもあるかもしれません。人間関係の複雑さや気苦労が、結婚式へのハードルを高めてしまうこともあるのです。

主役となって目立ちたくない

主役となって目立ちたくない

「大勢の人の前に立つのが苦手」「注目されると緊張する」など、あがり症の方や目立ちたくないという方もいるでしょう。また結婚式は、新郎新婦の関係者や普段関わりの少ない上司など、あまり交流のない人たちも多く参列します。

その場合、披露宴での入場シーンやスピーチなどの注目される演出をプレッシャーに感じてしまい、結婚式に対して消極的になってしまうかもしれません。

誓いのキスなど見られるのが恥ずかしい

誓いのキスなど見られるのが恥ずかしい

「誓いのキス」や「ウェディングドレス姿」は、人生の特別な瞬間です。しかし、それを多くの人に見られるのは恥ずかしいと感じる人もいます。

ドレスの場合は「露出が多いので見られたくない」「体型が気になる」など、誓いのキスの場合は「人前でキスするのは無理」「両親や友人の前では恥ずかしい」といった理由もあり、男女どちらともに心理的ハードルを感じることも。恥ずかしさを軽減できるような配慮や工夫が求められます。

マリッジブルー

マリッジブルー

マリッジブルーとは、結婚や結婚式を目前にして「本当にこのままでいいのだろうか?」と不安や迷いを感じる心理状態のこと。結婚へのプレッシャーや親・パートナーとの関係性、将来への不安などが複雑に絡み合って気持ちが落ち込むことや、寝不足、食欲不振といった身体的症状が出ることもあります。

マリッジブルーの症状の出方や程度は人により異なるため、原因や心情をパートナーと話し合い、歩み寄る姿勢が大切です。マリッジブルーの症状や解消法については、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

結婚式自体に興味がない

結婚式自体に興味がない

結婚式を挙げる、挙げないの前に、そもそも結婚式自体に興味が持てないという方もいるでしょう。形式や儀式よりもふたりらしさを重視したいというカップルも増えており、結婚式をしないという選択にも共感が集まるようになってきました。

中には結婚式に対するイメージが曖昧で、魅力や必要性を感じられないというケースもあります。自分やパートナーがどうして結婚式に興味がないのか、理由を深掘りすると原因が見えてくるかもしれません。

結婚式をしなくて後悔した割合は?

結婚式をしないという選択をした夫婦でも、友人の結婚式に参列したり、両親が高齢になったりしたときに「やっぱり結婚式を挙げておけばよかった」という後悔の声が聞かれることがあります。実際にゼクシィの調査でも、結婚式を挙げなかった約4割の男女が、結婚式を挙げなくて後悔したと回答しています。

結婚式をしなくて後悔した人の割合グラフ

後悔の理由としては、「想い出に残しておきたかった」「けじめをつけられなかった」「親に感謝を伝える場がほしかった」などさまざまですが、一生に何回も経験できるものではないため、タイミングを逃してしまうと心残りを感じる人も多いようです。

 一方で、「結婚式を挙げてよかった!」という声も多く聞かれます。以下の記事では、実際に挙式したカップルの体験談やエピソードが紹介されているので、ぜひチェックしてください。

結婚式をしたくない相手への説得方法&代替案

パートナーが結婚式に消極的な場合でも、工夫次第でふたりが納得できる形を見つけることができます。ここでは、結婚式をしたくない理由ごとに、具体的な説得法や代替案を見ていきましょう。

金銭面が理由の場合はスタイルを工夫して

結婚式の費用面に悩んでいる場合は、挙式のスタイルやプランを工夫しましょう。近年では、予算に合わせて自由にカスタマイズできる結婚式も豊富に用意されています。

たとえば、挙式のみを行い披露宴を省略する、家族や親族中心の少人数ウェディングにするなど、プランやゲストの人数を調整するだけで、大幅に費用を抑えることが可能です。

ほかにも吉日を外したり、結婚式を挙げるカップルが少ないオフシーズンや平日を選ぶことで、割引や特典が適用される式場もあります。結婚式が安い時期については、以下の記事をチェックしてください。

準備が面倒な場合はスケジュールを明確に

準備が面倒な場合はスケジュールを明確に

「結婚式は挙げたいけど、準備が大変そう」と二の足を踏んでしまうカップルも少なくありません。結婚式の準備は決めることが多く、衣装選びやプランナーとの打ち合わせ、招待状の手配などやることも山積みです。

しかし、準備を段階的に見える化すれば負担は軽減できます。まずはやるべきことをリストアップし、時期ごとに振り分けたスケジュール表を作成しましょう。また、お互いの得意・不得意を踏まえて役割分担を明確にすると、よりわかりやすくなります。

ゲスト選びの負担は少人数制にして解決

ゲスト選びの悩みから、結婚式に消極的になるカップルもいます。特に職場関係や友人との距離感があいまいな場合、招待するか否か考えるだけでも、ストレスを感じてしまうかもしれません。

そんなときは、思い切って家族婚や少人数婚という選択肢を検討するのもひとつの方法です。親や親族、ごく親しい友人など、心から祝ってほしい人だけを招くことで、人間関係に悩まされることなくアットホームな式が実現できるでしょう。二人だけで式を挙げたいという場合は、リゾートウェディングという選択肢もあります。

いずれにせよ、おふたりで招待する範囲をよく話し合って人数を絞ることで、ゲスト選びだけでなく費用の負担も軽減できます。少人数婚の詳細は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてください。

恥ずかしい・目立ちたくないときは演出を控えめに

結婚式には拍手を浴びながらの入場やスピーチなど、新郎新婦に注目が集まる機会が多くあります。こういった演出が苦手な場合は、セレモニー演出を省略する、ゲスト参加型の演出を多く取り入れるなど、演出を工夫しましょう。

また、式自体を会食・歓談メインのスタイルにするなど、ゲストと同じ目線で過ごせる時間を増やせば、気負わず式を楽しめます。結婚式の人気演出やアイデアについては、以下の記事もチェックしてみてください。

興味がない場合はブライダルフェアに参加

結婚式に興味が持てない方の中には、そもそも結婚式への参加経験がないというケースもあります。そんなときこそ、実際の会場で行われるブライダルフェアへの参加がおすすめです。模擬挙式や試食会を体験することで、結婚式の雰囲気や進行、意義をリアルに感じ取ることができ、「思っていたより良いかも」と印象が変わることも多いでしょう。

ブライダルフェアの詳細については、以下をチェックしてください。

また、結婚式に対する気持ちに温度差がある場合は、相手がなぜ式を挙げたいのか、その理由をしっかり聞いてみましょう。「親に晴れ姿を見せたい」「人生の節目を実感したい」など、相手の想いを知ることができれば、視点も変わってくるはずです。

結婚式の意味や目的についてしっかり考えたいという方は、以下の記事を参考にしてください。

もし式を挙げずに入籍して、時間が経っているという場合は、パパママ婚や結婚〇周年記念などの節目にパーティを行うという選択肢もあります。時間をかけて、ふたりにとって最良のタイミングを探ることも大切ですよ。

メンタル面は夫婦でよく話し合う

メンタル面は夫婦でよく話し合う

結婚式に対するネガティブな感情の背景には、マリッジブルーやメンタルの不調が潜んでいることがあります。こうした不安やモヤモヤをそのままにして、無理に結婚式を押し切ることはおすすめできません。

大切なのは、焦らずに気持ちを共有し合うことです。相手を「説得しなければ」と構えるのではなく、寄り添う姿勢を大事にしましょう。結婚式に限らず、今後の生活でも、価値観のすり合わせは必要不可欠です。気持ち的に迷いがあるときは、落ち着くまで待ってふたりでよく話し合うようにしましょう。

自分が結婚式をしたくない場合の対処法

では、パートナーではなく、自分が結婚式をしたくない場合はどうすればよいのでしょうか。以下で、自分が消極的な立場にいるときの対処法を紹介します。

結婚式の参加者や当事者に話を聞く

結婚式の参加者や当事者に話を聞く

結婚式に対してリアルなイメージが湧かないと、「なんとなくしたくない」という気持ちだけが先行してしまうことがあります。そんなときは、実際に参列経験のある人や、結婚式を挙げた友人などに話を聞いてみるのがおすすめです。

経験者の「思っていたより負担が少なかった」「一生の想い出に残った」といった前向きな感想に触れることで、結婚式のイメージがプラスに変わることもあるでしょう。

彼や彼女に結婚式をしたい理由を聞く

彼や彼女に結婚式をしたい理由を聞く

もしパートナーが結婚式に対して積極的であれば、その理由をしっかりと聞いてみましょう。相手の意見に耳を傾けることで「けじめとして大切にしたい」など、自分の知らなかった想いや背景が知れるかもしれません。

 一方的に自分の「したくない」という意見を押し付けるのではなく、まずは対話する姿勢を持つようにしましょう。

結婚式をするメリットを考える

結婚式はしたくないと頑なに否定するのではなく、いったんフラットな視点で「結婚式をする意味」を見直してみるのも有効です。結婚式には夫婦関係や家族との絆を深めるなど、多くのメリットがあります。自分にとっての納得できる理由を見つけることで、気持ちが少しずつ変わっていくかもしれません。

結婚式を挙げるメリット

結婚式には、表面的な華やかさだけでなく、人生の節目としての深い意義があります。ここでは、結婚式を挙げることで得られるメリットについて、具体的に見ていきましょう。

夫婦の絆が深まる

結婚式の準備や当日の経験を通じて、ふたりで協力し合う時間が増えるため、自然と絆も深まります。意見がぶつかることもあるかもしれませんが、それを乗り越えた先には「やっぱりこの人と一緒にいてよかった」と思える瞬間が待っているはずです。また、「誓いの言葉」や「誓いのキス」は、改めてお互いの想いを確かめ合う機会にもなります。

親や家族が祝福してくれる

結婚式はふたりだけのものではなく、両親や兄弟姉妹など、家族にとっても特別なイベントです。子どもの成長を祝う機会として、涙ながらに喜んでくれる親も多いもの。これまで育ててくれた両親や家族への恩返しの意味を込めて、式を挙げるのもよいかもしれません。そうした想い出が、一生の宝物になるはずです。

ゲストに感謝の気持ちを伝えられる

普段なかなか伝えられない感謝の気持ちも、結婚式という場を通せば言葉にして伝えることができます。さらに、個別で報告をする手間が省け、一斉に「結婚しました」とお披露目できるのも、結婚式ならではの大きな利点です。

親やゲストへのサプライズ演出を取り入れれば、より心に残る式にできるでしょう。親へのサプライズ演出のアイデアは、以下の記事をチェックしてください。

離婚する確率が低くなる

離婚する確率が低くなる

結婚式を挙げたカップルの方が、離婚率が低いという調査結果もあります。挙式率がイコール離婚率の割合の高さに直結するわけではありませんが、式を挙げることで結婚に対する責任感が高まり、パートナーとの信頼関係もより深まるからだと考えられています。

別れたいというネガティブな感情よりも、「この人と一緒に幸せになりたい」という気持ちが強くなり、長く安定した関係を築ける一因になるかもしれません。

お互いが歩み寄り理想の結婚式を挙げよう

結婚式を挙げるかどうかは、どちらか一方の希望だけで決められるものではありません。大切なのは、お互いの想いを尊重しながら、おふたりらしい答えを見つけることです。

たとえ結婚式をしたくないと思っていたとしても、「何かしら形に残したい」「感謝の気持ちだけは伝えたい」と感じることもあるかもしれません。式をするかしないかだけでなく、「どんな形なら納得できるか」「どこに一番こだわりたいか」を一緒に考えることが、ふたりの関係をより良いものにしてくれるでしょう。

\ふたりらしい結婚式をフェアで体験/

この記事を書いた人
ライターくま なかこ

ライターくま なかこ

編プロ出身のフリーランスエディター。月間120本以上、編集・執筆・校閲担当として、ライフスタイル・金融・ブライダル・エンタメメディアのコンテンツ制作に携わっています。

search

キーワード検索